人間は、もっとも模倣する生き物 7歳までの子供は周囲の環境そのもの。今の自分の考えは周囲の影響で作り上げられている
マナーナです。
人間はもっとも模倣する生き物といわれていますが、特に7歳までは周りの模倣がもっとも強いときです。
シュタイナーが「7歳までの子供に腹が立ったら、自分を振り返りなさい」と。
子供は親の行動を真似て育っています。実は、子供は見えていない空間も感じ取っています。
なので、子供が見ていなくても、親の行う道徳観などは感じ取っています。(模倣できない病気の場合もありますが)子供の行動は親への気付きのメッセージと受け止めて自分の思い通りにならないからと言って子供を怒るのはナンセンスということになります。シュタイナーの言葉をお借りすると
「幼児が周囲に道徳的なものを見るとき,脳と呼吸・循環器系の中に,健全な道徳感覚のための身体的基礎が作り上げられる」
子供の各臓器までも親の道徳観が作っていきます。善悪を言葉で教えて理解させようとするのは間違いです。大人が適切な比喩やよくできた童話を読み聞かせて考えさせるようにしましょう。思考を育ててあげるようにしましょう
子供は、生まれる前に自分が学ぶにもっとも相応しい両親を探して生まれます。子供は生まれる前から親を愛しています。その愛に答えるのが親です。
ということは、
大人の今の自分の考えは、育った環境からの影響です。本来の自分の持って生まれた魂の目的はすっかり忘れられています。影響を受ける前の本来の自分を思い出すことはとても重要なことです。不要な思考のクセを見直してみませんか?